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6.リーダーシップを発揮させるリーダーシップ

 

アンカー 1

 

ELMOプログラムでのアプローチ

 

①グループワークに対する機能的行動;

●主導;課題や目標を提案

  現在のグループの問題を明確化する

●情報・意見を探す、与える;コンセンサスの構築

 ルールやゴールの確認・全員がclearであるかの確認から始める

●明確;説明・整理・選択肢の提示

●まとめ;類似意見の統合・再提案・賛否の確認       

 反対意見や不満は、メンバーの表情などの非言語サインから探す

●コンセンサステスト;総意が固まったかの確認・結論の例示

 全員による本質的な賛成を常に求めていく

 

 ②グループメンテナンス行動;

●調和;対立を鎮めるように努める        

●門番役;コミュニケーションのチャネルを常にオープン

●励まし;他人に対して親しみやすく、暖かく責任ある態度

●譲歩;衝突に巻き込まれたら、妥協案を出して譲歩する

●基準設定テスト;グループが満足しているかをテストする

 

 

 ③ 挑戦に対するpositiveな姿勢;Challenge by Choice

『成功』or『失敗』ではなく『成功』and『学ぶ機会』

楽しみながらリスクに挑む姿勢(成功せずとも必ず学びがある)

 

 

 

【実際の対応】

・検査データの急激な変化はあったが、体重そのものは激変しているわけではないので、食事量が正常化すれば検査データは改善する可能性も大きいことを現状評価として説明。ついで、「1年生大会」に出場したいのであれば、それまでに体力を戻すことを目標として提案した。

 

・この提案に母親は同意。Aちゃんも、「拒食症」と言われたことや部活で練習を制限させられることにストレスを感じており、1年生大会に出場できるなら食事量アップを頑張りたいとして、目標設定に同意した。

 

・新たな目標に対して、母親はバランスの良い食事を規則正しく作ること、食事を強制しないことを改めて約束Aちゃんは毎食の完食を心掛けることを約束した。健康管理については週1回の受診と検査を継続し、必要に応じた内服治療を適宜行うこととした。

 

・また、今後は何か話したいことがあれば我慢せずに話すこと、その折に母親の同席では話しにくい場合は退出してもいいという旨の提案が母親からあり、二人の同意を得て新たな約束とした。立場が逆の場合も同様とした。

 

「1年生大会に出場できるよう、みんなで頑張ろう」というコンセンサスを確認してその日の診療を終了

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