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3.Briefing

アンカー 1

 週1回の診察を継続していくうちに、普段の生活エピソードも情報として共有できるようになった。

 ある日、友人とカラオケに行った際に、アイスクリームを5杯も食べて嘔吐したという情報が入った。本人は食べ過ぎて気持ち悪くなったというが、それまでの経過からも食の異常行動であることは明らかであり、そこで初めて「神経性食思不振症」と診断した

 

 

Briefingで確認すべきポイント

現在の状況、問題点

目標設定

利用可能なリソース

現段階で可能な協力と支援

 

 

【実際の対応】

・Aちゃんと母親に診断を説明。母親(医療関係に従事)は初めから考えていたとのことだが、Aちゃん本人は否定的。「別に痩せたいとは思っていない」「食べる気になれば食べられる」などの発言

 

・現状としては体重は横ばいで明らかな増加傾向は認めず。強い徐脈、低血糖を認めており、普段の生活でも立ちくらみや持久力の低下などの愁訴あり、部活動での練習参加も制限せざるをえないとのこと。

 

・日常生活の支障に対しては、現行の処方に加えて漢方療法(補気剤)を行う。毎週の受診は継続し毎回血液検査を行い栄養状態を確認することとする

 

・何よりも食事が基本であることを説明。Aちゃん本人も理解を示し、できるだけ食事をすることを約束した

 

・母親には規則正しい時間帯にバランスのよい食事をさせることを指導。仕事が忙しい時は父親にも協力をしてもらうこととする。ただしAちゃんに食に対するストレスがあるので食事を強制するような発言は控えることを約束してもらう

 

MSWを介入させて、教師からの情報を入手する経路の構築

 

管理栄養士による栄養指導を入れる

 

・「すべてがAちゃんが良い方向に進むため」と説明。「必ず良くなる」と改めて約束する

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